「補正予算案への賛否について、ここにきて党内の空気が急に厳しくなってきているのでは?」と、今日、何名かの報道関係者から尋ねられました。私に言わせれば、今になって特に厳しくなったというよりも、もともと厳密に検証しなければならないという態度で臨んできていて、その基本ラインは変わりません。ひとつひとつの補正予算項目は、我々が政権にあった頃からの継続のものが多いのも事実です。しかし、多額の建設国債を発行してまで規模を拡大させ、公共事業を積み上げ、どれだけ利用されるのか明確ではない「基金」にまで予算を積み上げるということは、私たちであればしなかったことではないかと思います。経済対策の必要性は認めます。しかしこのあたりの違いを、国会での賛否にどうあらわしていくか。これから党を挙げて検討していきます。
補正予算案への党内の空気
