今日の衆議院本会議において、0増5減法案は与党多数の賛成のもと可決されました。
私たち民主党は、一票の格差是正のみならず、衆議院定数の80削減をも盛り込んだ独自案を国会に提出していましたが、与党はこの私たちの法案については、委員会に付託することに反対し、したがって私たちの法案については全く審議する機会を与えないまま、自分たちの0増5減法案だけを強行的に審議し、今日の本会議採決となったわけです。
そもそも、この法案は国民の皆さんにとってみると、国会議員を選ぶという、極めて重要な権利に関わるものです。
佐賀県でもこれまで区割りの変更を経験した地域においては、「自分たちの代表がコロコロ変わって‥‥‥」と、不満を述べられる方も多くいらっしゃいます。
そのような重要な法案について、このような審議のあり方はあってはならないし、何よりも先の衆議院解散の時の約束であった定数削減がないがしろにされていることは、国会議員自身の覚悟が問われます。強い憤りを感じます。