参議院の議長、副議長の選出に向けた調整が進んでいます。
「輿石副議長」案に自民党側が難色。これまでの輿石氏の国会対応に不満があるから、とか。しかしおかしい話。国会対応で与野党が衝突することがあるのは当然。しかもこれまでの国会の慣行では第一党から議長、第二党から副議長を出すが通常の流れ。輿石さんのこれまでの国会対応に与党側が文句をつけるとは、巨大与党のおごりのあらわれのようにも見えます。
一方で、輿石さんが自民党側と会談して、「反省の弁」を述べたことで、輿石副議長案を自民党側ものむ見通しとのこと。これもおかしな話に聞こえます。参院で少数になったとは言え、慣行にしたがって副議長候補を推挙するのに、これまでの国会対応を反省までしなければならないのでしょうか。何となく釈然としません。