社会保障制度改革国民会議の報告を受けて、政府は昨日、社会保障制度改革の道筋を定めるプログラム法案の骨子を閣議決定しました。この骨子はこれから秋の国家に向けて法案化されていきます。
その過程で、どうも与党側としては、これまでの三党合意の枠組みを踏まえての、三党での話し合いを呼びかけたいようです。先日も与党側の関係議員から打診らしきものがありました。
今後党内で議論していくことではありますが、プログラム法案の骨子もできあがって、後はこれをなぞる形での法案ができあがるのでしょうから、今後の私たちの関与のあり方としては、国会の場において議論をしていくということがひとつのスジとなると思います。
ここまでの三党協議において、残念ながら私たちの主張は全く反映されない形で国民会議の議論はまとめられ、それに基づいてプログラム法案が作られようとしています。例えば、年金なんかについては、ほんの数行の記述があるのみで、抜本改革は必要ない、という安倍総理の発言を反映したものになっています。私たちの考え方とは異なります。
国会の場でしっかり議論をすることがやはり基本です。