今回の内閣改造で、過半の閣僚が交代し、ほとんどの副大臣、政務官は新しくなりました。
これだけの事実をもってしても、この秋には国会を開いて新内閣メンバーが何を考え、どのような政策を実行していこうとしているのか、国会において議論していくべきです。
ましていわんや、安倍総理は「新三本の矢」「一億総活躍」といった新しい政策の柱を明らかにしたのですから、これへの議論はなおさら必要。
さらには、TPPという、安倍総理自身が「国家百年の計」と述べる案件について合意がなった今、情報を小出しするのではなく、いち早く国会を開いてこれについての基本的な議論から始めるべきです。
こんなにも、秋の国会を行うべき強い理由があります。その全ては安倍総理が主導したもの。国会からは「逃げる」というわけにはいかない状況であることは明らかです。