TPPの合意を受けて、農業面での対策として補正予算で対応するという話しが出てきています。
補正予算でごまかす。またか、という思いです。
補正予算はあくまでも一回限りの予算。一方でTPPによる農業への影響は永続的なもの。したがって、毎年続けられる本予算で手当てをするのがスジです。
にもかかわらず、相変わらず補正予算による対応の話しが出てくるのは、参院選に向けたアリバイ作りに他ならず、付け焼き刃の対応でしかありません。
これまで幾度もこのような場面で付け焼き刃の対応を繰り返してきたのが、この何十年間の自民党農政があったが故に、今の国内農業の現状があるのではないでしょうか。
補正予算で大型対応、というのは愚策に過ぎます。