昨日、今日と、甘利前大臣の口利き疑惑に対して、甘利大臣の事務所がUR都市機構との補償交渉に密接に関与していたことを強く示唆する情報を開示しました。
甘利前大臣は、辞任の際の記者会見において、同事務所がURとの補償交渉に関与していない旨の発言をしていました。しかし、実際は大きく異なる様相を呈しています。そのことは、昨日、今日と私たちから国会で明らかにしました。
また、甘利前大臣は、第三者たる弁護士に依頼してさらに秘書らの行為について調査をすると言っていました。しかし、その調査が進展しているのかいないのか、全く音沙汰がありません。またその第三者の弁護士なる人物が誰なのかも不明。本当に存在するかも怪しい状況です。
そんな中ですから、当然甘利前大臣にしっかり説明責任をはたしてもらう必要があり、国会では証人として、あるいは参考人として出頭して語って欲しいと要請しています。
しかし、今日、甘利前大臣からは「睡眠障害」で国会に出られない旨の診断書が出されました。いかにも、という感じです。
涙の辞任記者会見を行い、潔いなと私自身も感じたこともあります。しかし、その後甘利前大臣が語ったことがこれだけ違うということが明らかになってきた今、やはり甘利氏本人には自分自身でしっかり説明してもらわざるを得ません。