昨日、日本BS放送(BS11)の「報道ライブ21」に、自民党衆議院議員の西村康稔と出演しました。テーマは「マイナス金利政策」。
私は今回のマイナス金利政策は、評価しません。前にも書いたように、金融緩和政策の手詰まりを露呈するものであると同時に、例えばこれによって銀行の融資が伸びるなどの景気拡大効果は見込めないからです。
むしろ、預金金利が低下するのではないかといったような、多くの個人にとっては心配な面もあり、心理的にデフレマインドを復活させかねないと思うからです。
番組の最後の提言コーナーでは「金融の正常化」と提言させて頂きました。今の超金融緩和政策は、効果はあまり見られないのに、例えば財政規律の緩みなど、深刻の副作用を及ぼしかねません。 メリットはなく、リスクだけが高まっています。
正常な金融政策に戻すべきです。