与党の強行的な国会審議の姿があらわれ始めました。
TPPにおいて、24日の地方公聴会をかなり強引に決めて来ようという雰囲気。その意味するところは、審議が尽くされようがされまいが、今月中には衆議院を通過させたいというかたくなな姿。明日、与党がどう出てくるか、私たちも身構えます。
そんな中、今晩、山本農水大臣が、佐藤勉議院運営委員長のパーティーに出席した際、TPPを強行採決するか否かは佐藤さんが決めるのだから、私は佐藤さんのパーティーにはせ参じたんだ、という、まるで農水大臣自らが強行採決を促すかのごとき趣旨の発言をしたという情報も入ってきました。これがもし真実だとすると、全くもって言語道断です。
衆議院厚生労働委員会でも、年金カット法案等の取り扱いを巡り議論が続いている中で、与党の委員長が職権で、明日の委員会開催を決めるということも発生しています。
あちこちで強行採決にひた走る与党のなりふり構わない姿勢が明らかです。