今日は、午前中諸富、川副地区の支援者の方々にご挨拶。午後は宗教団体関係へのご挨拶。夜は「高齢化社会と緩和ケアの役割」と題した、NPOによる講座に出席。
ところで、今日の新聞各紙の一面トップは、昨日の中国元の切り上げについてでした。
「日本に何の関係あるやろか」と思われるかもしれませんが、これが大きな影響がありうるんです。
中国は、貿易面で、日本の重要な相手国です。
また、中国の経済の大きさは、世界の中で今は大体4%程度ですが、毎年7~9%といった速さで急成長を遂げています。したがって、今の成長が続けば、近い将来、日本に次いで世界第3位の経済の大きさを持つ国、ドイツ(世界全体の6%程度)を軽く超えて、アメリカ、日本につづく、第3番目の経済大国として台頭してくる可能性があります。だから、中国経済の動きの、日本への影響も絶対に無視できません。
私としては、今般のような為替切り上げが行われた場合に、より大きな切り上げを見越して、市場全体が一時的に極めて不安定になるのではないかと、ひそかに恐れていたのですが、今日の状況を見る限り比較的落ち着いていたようですね。
いずれにしても、今回の中国元切り上げの、日本経済、世界経済への影響は、今後注視していかなければなりません。
久々に、私の財務省時代の得意分野だった、国際金融が大きな話題となった一日だったので、わくわくしました。ちなみに、私の財務省時代の師匠役だった、「ミスター円」こと榊原英資氏も、今日はテレビにでずっぱりでしたね。
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