今日は、午前中東与賀町の支援者の方々などにご挨拶。昼以降、今後の活動方針の会議などを行い、夕刻には鹿島地区の連合労組地域協議会でご挨拶。(写真)
ところで、今日の新聞などでは、総務省から昨日発表された、今年3月末日時点での人口動態について、多く報道されていました。
それによると、男性の人口が初めて減少するなど、人口減少社会が目前に迫っていることを示す結果が出ていました。
人口減少社会。社会全体のパイが減る中で、政府や企業をどのように運営していくか。
現在の経済学や、経営学は、「人口が減少する」という現象を、うまくとりこめていません。したがって、これからの政府の運営や、企業の運営は未曾有の領域に入っていくと言えます。
ひとつはっきりしていることは、社会のいろんな側面で言えることですが、ムダなことをやっている余裕はなくなっていくということ。
たとえば政府の活動でも、本当に必要な活動を的確に行っていく必要がますます高まります。
ムダのない政府を作ることが重要です。ムダな歳出や規制は、どんどん減らしていく必要があります。
そして、「モノより人」。今後の政府の活動を考える上で、非常に重要なキーワードです。
単純に考えても、これから人口が減っていくわけですから、むやみやたらと道路、橋、鉄道、ダムといった、モノを作る必要がなくなっていくことは明らかです。
それよりも、今後政府が投資すべきなのは、「人」。少子化対策であり、育児対策であり、教育対策であり、治安・安全対策です。
ところが、今の政府は相変わらず、道路、橋、ダムといった「モノ」を作りたがる。そのツケは、どんどん将来の子供たちに回されていっているわけです。みなさん、どう思われますか?
コメント
コメント一覧 (2件)
一部の業者の利益誘導のために止められない公共工事。
無駄な公共工事のため莫大な財政支出を支える為、国民は増税にあえぎつづけ子供たちに負担を押し付け、日本は地獄の底に落ちていく。
「一部業者の利益誘導のために止められない公共工事」…。財務省で予算編成を担当してつくづく感じました。「予算は政治そのものだ」と。何としても政治そのものを変えていかなければなりません。子供たちの未来のために、頑張りましょう。