今日は、午前中、佐賀市で開催された、「心のバリアフリー・ふれあいフェアー2005」の記念式典に参加してご挨拶。(写真)
身障者の方々にとって、真のバリアフリーの世の中ができて欲しいとの思いを訴えさせていただきました。手話を通じて、身障者の方々との心のつながりを喜びとして文章につづった、小学校2年生の女の子。これこそが本当の心のバリアフリーです。
この式典、与党系の方々もたくさん来賓で参加されています。皆さんごあいさつの中で、今秋の特別国会で成立した身障者自立支援法について触れられて、「(障害者の方々の負担が増えるといった)いろいろな問題は指摘されているが、全体としては必要な法案だったんだ」といったような、私からすれば言い訳的な発言がいくつか述べられました。
この法案、確かにいろいろな問題が指摘されていて、私の知り合いの自民党の新人議員の中でも、「本当は賛成したくないんだよな」と私に言いながら、党の方針に従って賛成した人もいたというのが現実です。
結局国会は数がものをいう世界。与党多数の中で、法案賛成が占めるということであれば、何をどう主張しようと、結局押し切られてしまいます。
以前にも同様のことを書きましたが、今一度、これからは政省令の作りこみの中で、できる限り「真のバリアフリー」に寄与するような制度にしていきたいと思います。
その後、佐賀郡で挨拶回りを行ったあと、午後は、「白石の若っか者会」主催の「こいば見にきん祭」を見させていただきに行ってきました。
引き続き、自衛隊佐賀地方連絡部49周年記念式典においてご挨拶したあと、小城市で、被爆者2世の方々が抱える問題について、関係者の方々と懇談。
原爆被害者の方々については、被爆者援護法というものがあって、健康診断、医療の面などの手当てがなされていますが、その2世の方々については、制度的な支援が整えられていません。そのような中で、被爆者2世の方々は、いつどのように自分の体の中で放射線の影響が発露していくのか、大変心細い中での暮らしを余儀なくされています。そのような状況であることを、今日の会合で知ることができました。これからも実態をよく把握しながら、しっかり取り組んでいきたいと思います。
夜は、芦刈町で国政報告会。今日はこの冬一番の冷え込み。夕方から小雪が舞い始めました。そのような中、たくさんの方々が足を運んでくださって、本当にありがたかったです。その上、会が終わってから、「大串さん、次は我々支援者の仲間で忘年会しようや」と呼びかけてくださる方もいらっしゃって、適当な感謝の言葉もありません。
今日の最後は、民主党県連の、今年最後の常任幹事会・忘年会に遅れて出席。思い出せば、今年の3月、向こう見ずにこの世界に飛び込んだ私を、しっかり受け止めてくださって、いろいろ指導をいただき、国政におくってくださった先輩方です。じ~んとくるものを感じながら、今年一番の寒空の中、皆さんと杯を傾けました。
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