今日は、朝8時から、党の財政改革チームの会合。今後の党としての財政再建の道筋についての検討の段取りなどについて議論。私は事務局長代理として、この検討を進めていくことになりましたので、気合が入ります。
その後午前中、事務所で来週の行政改革特別委員会に向けての準備をしていると、「午後の両院議員総会で、前原代表が代表辞任を発表する」という情報が入ってきました。
そして午後3時から開催された両院議員総会。
その場で、冒頭、前原代表から、今般のメール問題をめぐる混乱で民主党に対する国民の皆さんの信頼を失ったことについて、党代表として全責任を負っており、その責任をとるために代表を辞任するという発表がありました。また、加えて永田議員から議員辞職する旨の連絡があったことも、あわせて報告されました。
これに引き続き、玄葉幹事長代理から、今日まで党内で行ってきた「『メール』問題検証チーム」による、事実関係及び問題点についての検証の報告書がまとまった旨の報告があり、これが配布されました。
最後に、鳩山幹事長から、これから次の代表選びについて準備が進められること、来週金曜日までには新代表を選出したいと考えていることなどについて、報告がありました。
以上、今日の両院議員総会は、30分弱、議場からの発言もなく、終了しました。
今般のメール問題は、永田議員の議員辞職、そして前原代表を含む全執行部の辞任という結果をもたらしました。
おそらく、このような責任のとりかたも遅きに失したという見方もあると思いますが、遅くはあっても、私は、今回こういう形でけじめをつけ、党の真の再生に向けて立ち直っていこうとすることは、正しい判断だったと思います。
来週には新しい代表を選ぶことになります。今日の両院議員総会の最後に、議長役の田名部代議士が、「みんなが一致団結して党の再生に向けて頑張ろう」という旨の元気づけの言葉を述べられました。
一致団結して党の再生を・・・本当にそれが今求められています。
今回、民主党は、二大政党制の一翼を担いうる党としてしっかりせよ、という国民の皆さんの期待を裏切り、信頼を失墜させました。国会における第二党として、国民の皆さんの期待にこたえていないという、この責任は大きいと思います。
新しい代表のもとで、党全体が一丸となって、これからの政策論議に正々堂々として臨み、信頼を取り戻していかなければなりません。
決して平坦な途ではないとは思いますが、こつこつと地道に努力していくしかありません。
コメント
コメント一覧 (2件)
やり直しですな。これから頑張ることで今回のメール事件とその対応を糧とできれば、民主にきちんと、期待する人達は戻ってくると思いますよ。
本当に一度失った信頼は簡単に取り戻せるものではないと思います。とにかく地道にひらすら、国民の皆さんの求める目線で政策の議論をこつこつと積み上げていくしかないと思います。時間はかかるかもしれませんが、それしかありません。しっかりやれるか、それだけだと思います。