今日は、午前中、事務所で執務を行ったあと、佐賀から訪問してくださった支援者の方々にご挨拶。
その後、松本政務調査会長のほか、峰崎直樹参議院議員(次の内閣財務大臣)ら、党財政改革チームのメンバーとともに小沢代表と会議をもち、今後の党としての財政改革の議論を進めていくにあたって、まずは、小沢代表の考え方を聞かせていただきました。
国・地方の財政改革全般にわたることですから、小沢代表から聞く話しも、自然に小沢代表の「目指すべき国家像」といった話しになります。
もちろん、小沢代表の「目指すべき国家像」は、これまで93年に小沢氏が出版した「日本改造計画」などをはじめとして、これまでの自由党の時の政策などからも十分うかがい知ることができます。
皆が知るように、小沢氏は大胆な地方分権を進めることによって、国の役所は国固有の戦略的・政策的な仕事に特化して、それ以外の地方に関することは地方で責任を持って行うという考え方です。そしてそれを行うための財源として、自主財源を地方にきちんと交付するという考え方です。
また消費税を社会保障目的に活用し、特に年金、医療などの基本的なところは税金できっちりまかなうべし、という考え方に立っています。
今日のところは、小沢代表の国家像をざっとお聞きした程度でしたが、その間小沢代表は「こんは話しは書生論だよな、いくつになってもお前は書生っぽいと言われるんだよ」と言いながら、大所高所から国のあり方を論じることが大好きなんだろうなと思わせるような様子でした。
しかも、小沢代表は、「政策を打ち出すときには、国民の皆さんに端的にわかりやすいものでなければならない」ということを繰り返し述べます。ですから、我々がこれからまとめる財政改革案も、与党案から少々足して引いて、というのではなく、大きな枠組みがこう違うんだ、というところをわかりやすく示さなければなりません。
おそらくひとつには、極めて大胆な地方分権社会を目指す、というところが、与党案と根本的に異なることとしてあるんだろうと思いますが、いずれにしてもプレゼンテーションのあり方も含めて、今後さらに考え方を詰めていかなければなりません。
午後は、衆議院本会議に出席したあと、再び党財政改革チームの会合。(写真)
国会閉会後もしばらくは財政改革の仕事で時間をとられそうです。
コメント
コメント一覧 (1件)
日銀総裁が村上ファンドに投資していた件、代議士はどのようにお考えですか?
ゼロ金利政策の舵を取っている人がこういうことをやっていていいのでしょうか?法的にも日銀の服務上も問題ないかもしれませんが、銀行に預けても雀の涙にもならない利息で我慢している国民を馬鹿にしているとしか思えませんが・・村上氏の考えを応援したかったときれい言を言っていますが、本音は利益を上げたかっただけでしょう。米国のように要職の株の運用については厳しい規制をかけるべきだと思います。こういう人がいるから、年金問題や増税におびえる庶民の苦しい生活環境を理解してもらえず、所得格差が広がっていくと思います。是非民主党の財政改革にはその辺の国民感情を盛り込んでいただきたいと思います。