今日は、午前中から夕刻まで、予算委員会での審議。
今日は3回目の質問でしたが、いろいろ質問内容を用意していたのですが、結局、沖縄で建設整備が進んでいる沖縄科学技術大学院大学の建設に関して、不適切な契約があったと思われることについて、質疑を深めているうちに、あっと言う間に1時間半近くの時間が過ぎてしまいました。
沖縄科学技術院大学は、2001年にその構想が発表され、その後整備が行われています。2005年9月に母体となる独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構が設立され、大学院大学の施設の整備などを進めています。
その際に、どの業者の方に施設整備の事業を請け負ってもらうのか、本来であれば各業者の方々に対して競争入札で決めるのがスジなのですが、2005年から2006年にかかる時期に、競争入札ではない業者の指名=随意契約が行われていたという問題です。一般的には、随意契約はコストの節減の観点から、また透明性を欠くという観点などから望ましくないとされています。
なぜ、そのような随意契約が行われたのか、国会審議の中で質していきましたが、一度の国会審議で一気呵成に真実が明らかになるわけではありません。今日の私も議論も、これまで馬淵澄夫議員、原口一博議員らが、今予算委員会で質問をしていたので、それを基礎として、その上に成り立っているもの。一歩一歩なのです。
審議が終わって、多くのマスコミの方々が事務所を訪れられ、「今後どのような方向に審議は向かうのですか??」と質問を受けましたが、先行きがすべてわかった上でやっているわけではもちろんありません。引き続き、丹念にひとつひとつ事実関係を明らかにしていく、それだけです。
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