薬害肝炎の被害者の方々に対して、福田内閣は、政治的な決断によって患者の皆さんを等しく救済するということは、結局できませんでした。
体調もすぐれない中、多くの薬害肝炎原告団の皆さんが、連日東京において要請活動を行われました。私もたびたび国会でお目にかかって「頑張りましょう」と励ましあいました。
しかし、政府の反応は、「裁判の判断を超える事はできない」というもの。
でもこれもおかしな話で、そもそもこれまでいくつも出ている裁判所の判断は、国の責任範囲について必ずしも統一しているものではなく、いくつかのバリエーションがあります。つまり誰でもわかるようなきちっとした線引きはそもそも難しいということ。
また、裁判所が国の法的責任としてある一定の範囲を示したとしても、政府としてまさに「政治判断」で、患者の皆さんに等しく救済策を提示することは不可能ではないはず。
「裁判所の判断を超えられない」とする杓子定規な政府の対応には、非常に非人間的なものを感じます。
自分に何も落ち度はないのに、血液製剤を投与された結果肝炎に感染し健康を害した皆さんの悔しさ、苦しみは想像を絶するものがあります。
「人間のこころを持つ政府」 本来はそうであるべきなのですが・・・・・
コメント
コメント一覧 (1件)
確かに、国は薬害患者であることを精査し、全員を救済するべきです。
議員、国へ働きかけて必ず実現して下さい。
ところで、生活保護の件ですが、こちらも必要な人へ必ず実施して貰いた
い。今の世に日本で餓死者を出すなんて考えられない事です。
北海道で発生した不正受給者の事件を考えたら、やるせなくなります。
受給者の審査を見直し、更に精査し、不正受給は処罰を厳罰化するべきで
す。
それと、受給者は日本国籍を持つ者だけとし、外国人には給付を停止すべき
です。自国民の保証は各々の国が持つべきだからです。
特に、南北朝鮮人は、受給率が日本人の2倍以上で異常な数です。
重大な犯罪を犯した場合と、日本での生活に困窮している外国人は直ちに
母国へ送還すべきです。大串さんがっばて下さいね。