今後の国政の行方を占うものとして注目された、衆議院山口2区の補欠選挙。
民主党現職の平岡秀夫さんが、当選確実となりました。
今選挙は、道路特定財源・暫定税率の問題に対する国民のみなさんの思い、そして後期高齢者医療制度に対する声を受けて、現在の与党政治に対する評価を示すものとして、大変重要なものでした。
その選挙において、開票直後に当選確実が出るというほどの圧勝という結果で、本当にほっとしました。
平岡秀夫さんは、財務省時代の先輩。これまで財務金融委員会や、法務委員会で一緒にいろいろな仕事をさせてもらいました。
弁護士資格をもち、政治家には珍しいほど(?)緻密な議論を行う人で、大変な努力家です。
そのまじめな性格そのまま、真摯に政策活動にとりくんでこられました。そしてそのまじめな性格は、地元での活動にもあらわれていて、山口2区という、地方部の保守層の強い選挙区で、しっかりとした後援会が作られています。
その地道な活動の成果がまさに今回現れてこの結果が生まれたのだと思います。もちろん、道路特定財源の問題や、後期高齢者医療制度に対する批判票も大変多かったと思いますが、私としては、あえて平岡さんのこつこつとした地元活動の力を、思いにとめたいと思います。
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