ゴールデンウィークの恒例行事、メーデーに参加したり、地元の皆さんと触れ合っていると、昨日も書きましたが、後期高齢者医療制度についての意見が尽きません。
しかし、総じて、当然のことですが、高齢者の方々の方が敏感に反応していらっしゃるようです。若い働き手の皆さんは、今すぐ直接自分に影響してくるものではないという受け止めのように見受けられます。
ところが、事実としては、この後期高齢者医療制度の導入は、若い働き手の皆さんが加入されている、企業健保などの被用者保険、中小企業の方々が加入されている政府管掌保険においても、負担増となる制度なのです。
このことは意外と若い働き手の方々には知られていないようで、それが上記のような若手の方々の反応につながっているようです。
いろいろな演説、スピーチの機会などで、このところ繰り返し、「後期高齢者医療制度は高齢者の方々の負担が増えるだけではなく、若手の皆さんの保険料もアップする方向に向かうのです」と訴えています。
そのような話しを聞いたときの若い世代の皆さんは「ええっ、そうなんですか!」と驚きの表情をされます。ここでも、後期高齢者医療制度が導入されたことについての、政府の説明不足が見て取れます。
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