地元での活動中に、知り合いの方から、「知人のところで、とれたてのたけのこの料理などを囲んで集まっているけど来ない」との誘いがありました。
それは是非、ということで参加させていただきました。並んでいる料理を見ると、地元の畑や山でとれる、まさにとれたて、自然の食材を、そのものの味わいそのままに料理されているものばかり。
たけのこは、もちろん近くの山でとれたもの。それを家の中のコンロではなく、外のカマで竹を燃やして火をたいて、そこで2時間以上じっくり煮込んだもの。その後、井戸水でじっくりさらしているので、本当にやわらか。
さらに、おどろくほどおいしかったのが、よもぎ、そして柿の葉っぱ(!)のてんぷら。「食べるものがないときは、そのあたりからよもぎや柿の葉っぱを拾ってきて、こうやってあげて食べるのよ」、と奥様はおっしゃいます。
冗談交じりではありますが、本当にそれが可能なところが自然に囲まれた生活のすばらしいところ。
食後のお茶をいただくと、これまた大変美味。たずねると、そのお茶葉も近くの畑で作って、自分で飲めるお茶葉に作られているとのこと。
そのような食材を楽しむ会を、毎年一回、この時期に開催され、もう20年以上続けていらっしゃるということでした。
食料自給率の低下に悩む日本。まったく別世界の食生活の可能性を見た気がしました。
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