今日13日、与党は衆議院において、第2次補正予算案および関連法案について予算委員会などにおいて強行採決を行い、衆議院を通過させました。
定額給付金を含む第2次補正予算案。直近の世論調査においても明らかに示されているように、世論はその不適切さについて厳しい眼を向けています。
このような動きに対して、注目されていた渡辺喜美元行革大臣は、今日、自民党に離党届を出し、その上で第2次補正予算案についての賛否についても、我々と同じく「反対」の意思表示を明らかに行いました。
渡辺議員とは、政策アドバイスをしてくれる人たちが重なっていることもあったりして、個人的なつきあいを通して私なりに彼の政策スタンスは承知しているつもりです。
渡辺議員のように、自民党を飛び出してまで、現在の与党政治の問題点を直言する議員は残念ながら、自民党の中からは今のところ出てきていません。しかし、このことは今後潜在的には大きな政治的意味を持つものになるのではないかと思います。
第2次補正予算案は参議院審議に移ります。今後の審議の中で、定額給付金の問題のみならず、公務員制度改革の問題、官僚主導の政治の問題が今より大きくとりあげられることになるのではないかと思います。
渡辺議員は、行政改革大臣であったときに、まさに公務員の天下り許さじ、官僚主導の政治のあり方を根本的に改めなければならないという姿勢を貫いてきました。
一方、麻生政権を含む最近の与党政権においては、天下りの根絶を含む公務員制度改革は全く頓挫したまま。むしろ大幅に後退しています。
今は定額給付金の問題が政局の前面に出ていますが、今にこのような官僚主導政治のあり方の根本課題があぶりだされてくると思います。その時に、今回の渡辺議員の動きは、より具体的な、かつより大きな波紋として政局へのインパクトを見せるのではないかと期待しています。
コメント
コメント一覧 (8件)
私の友人、家族は「早く定額給付金くれないかな」と待ってますよ。
貧乏人にとってはなによりです。
公務員の天下りですが、退職年齢を65歳にするなどの改正をしないで4、50代で辞めさせる方がどうかしていると思います。
うちの夫は公務員ですが、退職が54歳です。
まだ年金をもらえるまで10年もあるのに、どうやって暮らせというのですか?
民主党議員さんでコメント欄がついているのはあまりないのでお願いしたいのですが、国民は民主党の「外国人参政権」「沖縄ビジョン」に恐怖を感じています。
今でさえ、中国人、韓国人の犯罪の多さで日本の治安を悪くしています。
うちは女の子が二人いるので特に性犯罪については絶対に許すことは出来ません。
韓国の10代の性犯罪は、日本の10倍です。
64%の女生徒がなんらかの被害に遭っているという統計もあります。
外国人ノービザが通り、その加害者達が日本にやってきたらと思うと心配でたまりません。
韓国では景気悪化をうけ、軽犯罪者の罰金を軽くしたり、刑期を軽くしたり、はたまた信じられないのですが、出入国可にしました。
民主党の政策を見ると、日本人の事を考えているのかな?と思わずにはいられません。
自民党を支持しているわけではないのですが。
どうか、子供たちが10年後も30年後も安心して暮らせる国づくりをしてください。
中国に乗っ取られるようなら、日本を捨てなくちゃいけなくなります。
大串議員もわかっておられるようですが定額給付金は今年だけの問題、対して官僚政治の打破は百年の計です。本当に民主党がそれをやれると言うのなら、給付金議論などさっさと参院で否決し、天下り問題や役人の増長を押さえる具体的な法案を出して下さい。何度でも言います。法案に反対するのは結構ですが、審議拒否はサボタージュでしかなく、民主党他の野党議員はその分の給与を国庫に返納すべきです。
TK43様
今回は審議はしたのでは?
採決を欠席したのではないですか?
間違ってたらすみません。
景気浮揚なのか、窮乏救済なのか。
金持ちには渡したくないのか、金持ちにも使ってもらいたいのか?
何にも分からん。
民主党政権になったら、渡辺さんに礼を尽くして、行政改革をやってもらうようにお願いしてもらいたい。
なぜなら、行政改革というなの公務員リストラには、旧社会党系の議員も、管もダメだから。
自民党の中枢にいた、小沢、鳩山、渡辺で、行政改革を!
?様 言い方がおかしかったですね、すみません。私の言いたかったのは今後の参院審議のことです。渡辺議員の離党ははっきり言ってどうでも良かったもので…目立ちたいボンボンが目立てなくてキレただけと見ています。
共産党はきちんと採決に出席して反対を示したのに、民主党は欠席。
これって「先生嫌いだから学校行かない」って言ってる小学生と一緒です。
普段行っている審議拒否も「俺の意見と違うから話す必要ない」と他人の意見すら聞けない人と一緒。
こんな態度政権取って後、国連なんかでも同じことするんですかね、考えただけでぞっとします。
あと、世論はマスコミが操作して今の結果になってるのでもはやあてになりません。
小沢さんだって言ってたじゃないですか「マスコミは大々的に民主党政権をアピールするべき」って。
麻生内閣の支持率低下は、定額給付金迷走ではなく、予算の無駄遣いを放置したままで消費税増税を主張することが問題なのだと思います。最近の与謝野さんはフーシェよりもメフィストレスに見えます。麻生さんは取りつかれてしまったようですが、一緒に引きずり込まれたくないのは国民も自民党員も同じらしいですね。逃げろや逃げろの大逃走になるのかな?
無駄遣い撲滅は、民主党も、自民党の河野太郎氏たちも、旧小泉派も主張していますが、保坂展人さんが追及した下記の話も酷いですね。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/d/20090113
こちらのコメント欄の上の方で議論されていますが、今の衆議院における次の3戦術の効果の違いが分かりにくいので、説明してください。
1、審議に初めから欠席←←定足数割れ狙い?
2、審議に参加して採決を欠席←←採決不成立狙い?
3、反対投票
衆議院では与党が2/3以上なので、どれでも違いは無いように思うのですが、どうなのでしょうか?
私は給付金楽しみにしてます。国民の税金から沢山のお給料をもらっている議員の方達は、給付金の額なんて端金なのでしょう。私の友人は6人家族なので、本当に給付金は助かると言ってました。
国民の70%が反対なんて言ってますけど、嘘ですね。私の周りは、みんな賛成ですよ。
私の両親も、給付金楽しみにしています。お年寄りはさらに多く貰えますからね。新聞、TVしか見ない父ですが、民主党はちゃんとした政策も出さないで、何でも反対反対、口をひらけば解散選挙で駄目だ。今回は民主党には投票しないと言ってました。
民主党の政策は売国奴政策ばかりなので、国民に知ってもらいたくないのでしょう。
これからもマスコミを使って、麻生批判、自民党批判を続け、民主党は自民党の政策に反対、反対、そして解散総選挙を叫ぶだけですか?もう少しましな野党になって下さい。このままだと国民から支持されなくなりますよ。