経済危機への対応の中で、日本政策投資銀行のあり方が揺れています。
日本政策投資銀行。かつては日本開発銀行という名前でした。財政投融資機関のひとつとして、戦後日本の成長過程において、日本の基幹成長産業をはじめとした分野に、国策融資を担当し、高度成長の礎を作りました。
その後日本開発銀行は、日本政策投資銀行と名前を変え、小泉政権下での政策金融改革の中で完全民営化されることとなり2012年から14年の間に、株式の市場売却が行われることとなっています。
民営化会社としてのビジネスモデルを模索する中で、今回の経済危機に直面。今は、大企業対応のためのCP、社債の買い取りなど、危機対応という名目の中でまさに「政策金融機関」的な仕事を急激に負わされています。
最近になって与党の方からは、完全民営化を見直したらどうかといった案までちらちら聞かれるようになってきました。
政治に翻弄される日本政策投資銀行。そこで働く方々も、職場の将来像をどう描き自分を研鑽していけばよいのか、悩みは尽きないようです。
私自身としては、大企業に対する出融資を行う政策金融機関が今後も日本に必要かというと、そうは思えません。今回のような大企業の危機もやっぱりあるではないか、という声もあるのかもしれませんが、100年に1度と言われる危機のために、政府系金融機関を残しておくのかというと、ちょっと違うんじゃないかという思いがします。
株式売却を先延ばしするための、日本政策投資銀行法改正案が、昨日麻生総理が指示した経済対策の一項目として入ってくるのか否か。入ってくるとすると経済対策関連法案ということになりますから、解散戦略にも影響を与えます。先行きはいかに。
コメント
コメント一覧 (7件)
資源獲得などは、中国と同様に国策としてすすめるために、必要かな。
または、すぐに利益の見込めない長期投資かな。
大企業に有利となる欠点はある。
国営のFUNDという代案もある。民間、個人が応募する。設定額に達したら、実行する。
達しないなら、国の構想がよくないか、広報が足りないか、投資者の力量不足など。国の全ての情報を活用する。
渡部様
有難うございました。確かに12日でした。書き間違えてました。行こうと思ってらした方 いらしゃいましたら 12日 15:00神崎中央公民館だそうです。
みゅんさんへ
そもそも、大串さんの所もこのブログに載せるなり、ホームページに載せるなりすればいいのに!!入場はオープンなんでしょ。怠慢だな。
どなた様でも入場できます。ってかいてありますよ。私が入手した分の情報は 流したいと思いますが…すいません それ以上は私では なんとも…
ついでに 4日 ドゥイング三日月 14:00~
鹿島市民会館 17:00~長妻議員を迎えて 春の集いがあるそうです。どなたか 出席された方に コメいただけたらいいなぁと思います。この間 一千万人移民計画様だったでしょうか 行かれるようなコメがあったような…
今、国民にとって一番の関心事は北朝鮮のミサイルだと思います。
大串議員、この件で是非コメントしてください。
国籍変更
韓国→北朝鮮 可能
北朝鮮→韓国 可能
日本国内で、在日韓国、朝鮮人は国籍の変更が安易に変更できるシステムになっています。
在日韓国人に選挙権を与えることを公明党、民主党は積極的に推進していますがこの事が、如何に危険なことか考えるべきです。
私事ですが、一千万人移民計画は、この度「在日特権を許さない市民の会」へ入会しました。http://www.zaitokukai.com/