鳩山新代表と麻生総理の党首討論が、初めて開催されました。私も議場に臨み聞き入りました。
これをテレビで見られり、報道で見られたりされた皆さんはどうご覧になったでしょうか。
私の感想としては、麻生総理にはもっと正面から鳩山氏の質問に答えて欲しかったということ。
企業団体からの献金を禁止する方向での政治資金規正法の改正について、天下りが野放しとなっていることについて、あるいは補正予算案の内容が大問題であることなどについての質問がありましたが、麻生総理からの答えは、それらに十分答えるものではなく、その都度、小沢氏の西松問題に話しを無理やりもっていっているという印象でした。
もちろん鳩山氏をはじめとして、小沢氏そして民主党は、西松問題で小沢氏の秘書が逮捕されたという問題についてきちんと国民に説明をし、それが十分でなければそれに対する国民の皆さんからの否定的評価を受けるという、「責任」があります。それは事実であり、しっかり受け止めなければなりません。
しかし今日は党首討論。民主党を攻めるのであれば、予想はされましたが、「具体的な政策はどうするのか」とか、「財源はどうするのか」とか、そのような内容であって欲しかったと思います。そうであれば、もっともっと政策論で議論はかみあったと思います。
そして、もうひとつ、麻生総理は「党首討論だから答弁する場ではない、討論をするんだ」として、自分の方からも言いたいことを言うという態度を明らかにしていました。しかし、党首討論はもともと「クエスチョンタイム」から来たものであり、野党党首が与党党首に対して、国民を代表して質問するという場だったと思います。私が見て来た限り、歴代総理は野党党首からの質問を堂々と受けて答えていました。質問に対する答えより自分が言うことを言うというのは麻生総理が初めてでした。



コメント
コメント一覧 (9件)
起訴から裁判となっている現状では容疑者は容疑者であって推定無罪のはずですが、一国の総理が「法を犯した」と発言するあたり、品格欠如と言わざるをえません。
このような総理が過去にいたでしょうか。
鳩山氏の言う「友愛」で自民党と仲良く出来ないの?
出来ないならニセ友愛だね、口だけ。
まぁ大串氏が間違った感想をお持ちですから何言っても無駄ですし、どうせコメント欄にたいして回答すらしませんもんね。
自民党こそ民主党に歩み寄ればいいだけの話。
友愛ごときでニセとかうんぬん目くじら立てるほどではない。
とにかく、不倫副官房長を二度も抜擢しといて何が国民目線だよ、あのアホ総理は。
素直でない総理と、素直な鳩山代表。
ひねくれた総理とひねくれてない鳩山代表。
ろくに理念のない総理と一応理念のある鳩山代表。
鳩山さんもまだまだだけど、麻生と比べたらねえ。。。
とにかく、昨日総理に反論すべき点だったのは
・景気対策、目の前の危機に・・・というが、この程度の補正予算なら民主党でも簡単にできる。なぜなら、官僚の言うがままに作ればいいだけだから。だから、景気対策は対立軸にならない。むしろ理念のなくただ散撒き補正を作っているだけ。そんなのは、アホの猿でもできる。
・官僚を使いこなすうんぬんの話。官僚をうまく使いこなす方法は何か?それは、麻生のように、官僚に「うまく使われる」ことだ。そしたら、官僚も言うこと聞いてくれる。そんなやり方しかしないドアホ麻生に一人前のこと言われたくないわ!何が社長気取りや。社長不適格だから、社長を首になったんだろが、どあほ麻生よ。たいがいせにせえ。
・・・と私なら昨日のQTでは言いまくります。
失礼します。
私は特に応援している党はありません。
鳩山党首が学校のボランティアについて話されていましたが
そのあと麻生首相が、それを実現するためには
どのような政策、どのような予算等を組み立てるのが
政治というものだといってましたよね。
ただ例を出すことは誰だってできます。
政権とった後の中身がまったくみえてこないのです。
その中身が見えてきて、納得がいけば
民主党を応援する人は増えるのではないでしょうか?
長文失礼しました。
麻生総理が民主党のビジョンのことをとやかく言っていましたが、いまだかつて自民党のビジョンというものを聞いたことがありません。せめて10年後にどうする程度のことを総理にも聞いて欲しいですね。
あ、10年後に自民党が政権を維持しているはずがないから愚問でしたね。
代表質問の一形態ではなく、お互いにモノを言う本来の意味での討論をやるんだと、麻生総理が宣言したことこそが、今回の党首討論の最大の収穫です。
大串議員は言葉の由来を根拠にこれを否定していますが、与党側から逆襲されることを恐れるが故の詭弁です。クエスチョンタイムと言われますが、今までだって野党は代表質問の場で、まともに質問などしていません。自分達の言いたいことを言って、最後に「この点、総理どうお考えですか」がオマケについてるだけ。あれは質問ではなく演説です。
それから、欧米ではテレビやネットで、場合によっては街頭で、公開討論がマメに行われていますから、国会での党首討論はなくても良いのです。日本でも小泉首相時代に一度、ニュース23でしたか、与野党党首が雁首揃えて討論したことがありましたが、ああいう企画がめったに見られない現状では、メディアがちゃんと中継する国会での党首討論が必須です。
今後の党首討論について、鳩山氏は「2週に1回くらいやりたい」と言い、麻生総理も「いいんじゃないですか」と言ってましたから、もっと頻繁に行われることになるのでしょう。ちゃんと時間を取って、安全保障の回、官僚に対する姿勢の回、財政赤字解消策の回、などテーマを絞って、しっかりした討論をお聞きしたいと思います。
政治ショー的だとか言ってキャンセルしないで下さいね。
今日のコメント欄は荒れそうですね!
プ○市民目線の書き方はホントわかりやすくて面白いです。
日本語と日本の法律を理解できない与党党首と討論しても意味がないので、生産性を考えるともう党首討論はやるべきではないと思います。しかし、与党の質の低さが宣伝されるため有効な選挙対策にはなりうるでしょう。鳩山氏もそう割り切って挑んでくださると、話がかみ合うかもしれませんね。
納税者様のコメントの与と野を入れ替えると良いですね。
日本を日木とHPに書いていらっしゃった国会議員?がいるとかいないとか・・・
日本語って難しいですね!!
荒れてなかったですねえ