予算編成、税制改正案の検討のシーズン真っただ中です。各業界組織・団体などからの予算に関する要望、税制改正に関する要望が、毎日ひっきりなしに届けられます。
これまで野党時代は、あまり交流のなかったこれらの組織・団体。これが「与党」ということか、という思いを、民主党議員のみんなが感じていると思います。
しかし他方、毎週末に地元を歩いていると、それとはそぐわない感覚もおぼえます。すなわち、私のところのような保守地盤の強いところでは他の地域もそうだと思いますが、地元の雰囲気はまだまだ「自民党」という感じであって、地方議会も自民党系議員の数が圧倒的に多く、地方の現場では各種組織・団体も自民党からは離れがたく、新しい民主党との距離感を測りかねている様子。
中央での転回の早さと、地方での「変わらないこと」のギャップ。その大きさを痛感します。まだまだ「自民党」。長年の利権と癒着の構造は簡単には終わりません。
日本の政治を新しくするという、私たちの戦いは始まったばかり。本当にこれからが長い道のりです。