経済が瞬時に動く今の世の中。特に情報通信技術の進化した今日の金融市場においては、あるところの市場の動きがまたたく間に世界の裏側まで伝わります。まさにこの数日間の国際的な為替や株式市場などの動きは極めてすばやく、ボラティリティー(変動)の大きいものがあります。
このような状況下においては、常に市場参加者のリアルな動きに目を光らせなければなりません。市場=マーケットに常に「触れている」ことが大切です。
財務省の中おいて、政務官という立場で、この「マーケットに触れている」という立ち位置を確保していることは容易なことではありません。
当然のことながら、政務官という立場は、市場参加者として売り買いに直接参加しているわけではありませんし、また市場の状況を示すモニターに常時張り付いているわけにもいきません。
しかし、市場は極めてすばやく、時には大幅に動くというこの現実。情報をできる限りすばやく入手しなければならないのに、歯がゆく、もどかしく思うことも多々あります。
常にマーケットに触れていると同様な環境を作り出すこと。これを追求していかなければならないと痛感しています。

