昨日、民主党から、そして今日連立三党から、来年度予算編成についての重点要望項目が伝えられたことを受けて、記者の皆さんがたから、「党の要望項目が整理されたことで、来年度予算編成はやりやすくなったんじゃないですか?」との質問が多く寄せられます。
しかし、そうでもないのです。もちろん、各予算項目についての論点はより絞られてきていますが、それでも最後に残るものはだいたいにおいて、折衝の難しいものばかりです。
それに、党からの要望事項をどのように理解し、どのように受け止めていくのかという問題もあります。予算編成が終わるまで、あとひと山、ふた山、まだまだありそうです。

