昨日辞表を提出された藤井前財務大臣の後を受けて、今日、菅新財務大臣が着任されました。
さっそく、政務三役会議を開催し始動。菅新大臣の思いは、予算編成、税制改正という、毎年行う財務省の既定の仕事に加えて、この機に、経済財政運営において前向きに日本の将来像を作り出す新しいイニシアティブを打ち出していきたいというもの。
その発想の延長上として、予算執行過程の透明化や特別会計の徹底見直し、納税者番号制度の導入など、日本の将来を支える新しいインフラ整備を行っていきたいという考えに行きつきます。
我々政務三役としても積極的に知恵を出していきたいと思います。
一方退任された藤井前大臣から、私的なお手紙を頂戴しました。我々若手の仕事がのびのびとできるように気を配っていただきながら、かつ予算編成という大事が年内に完了できるように細心の注意を払いながら取り組んでこられたこの4か月弱でした。
職責を全うする強い意志と、若手を育てたいという暖かい親心がにじみ出るようなお手紙。その内容はおいおい明らかにしていきたいと思いますが、官僚としてかつて一度、そして政治家として今回再度仕えた者として、藤井イズムを今後広く伝えていく務めがあることを痛感しました。