普天間基地、郵政民営化の見直し、来年度の予算・マニフェストの実現可能性など、多くの課題をこれから乗り越えていかなければなりません。
このような問題にどう向き合うか。
政府内の各大臣の意見の構図、三党内の意見の構図などいろいろな判断の物差しがあります。往々にして政治の世界での意思決定はこのような物差しの中で決まっていきます。
閣内の意見を参考にするのか、党内の意見を参考にするのか、意思決定というのは難しものです。
しかしどのような判断をするにせよ、あっちが立てばこっちが立たずというような関係があるのは当然。そんな中で意思決定をしていくのが難しいのも当然です。
私が思うに、どう判断するにしても難しいものは難しい。その際のよりどころは、やはり「国民の声」。その一点に政治家としての感性を研ぎ澄ませて判断を求めることが全てではないでしょうか。
私たち政治家ひとりひとりがそのようなギリギリの判断を求められます。