「菅大臣の『財政健全化法案』、どういう狙いなの?」 自民党の、ある中堅議員からの問い合わせです。
いやいや、これはどういう狙いということでもなく、現在の厳しい日本の財政の中で、これから責任ある財政運営を行っていこうと考えるのであれば、法的な枠組みをもって、財政政策を規律づけすることも考えてよいのではないという発想から出てきたものです。
しかもこれから、今後三年間の「中期財政フレーム」やさらに長い将来を見渡した「財政運営戦略」を作っていこうとしているところであり、その内容を法律の形に具体化していくこともひとつの策ではないかと考えられるわけです。
「ホントにどういうことなの?自民党の中でもいろいろ聞かれるのよ」とさらに突っ込んで尋ねられますが、それ以下でもそれ以上でもありません。
「自民党の中でもいろんな化学反応があらわれているみたいですね」と、私が言うと、「『化学反応』って、大串さん、意味シンな言葉だね~」と横にいたわが党の先輩議員。そんなに意味シンだったでしょうか・・・・