「奇兵隊内閣」 菅新総理が、自分の新内閣に与えた名前です。
上流の武士階級からなる一隊ではなく、武士も庶民も入り混じって、すぐれた機動性を発揮し、明治維新の流れの中で存在感を示しました。
民主党の民主党らしい姿・・・・世襲などといった特別の立場から政治の世界に入るのではなく、普通の家庭で生まれ育った人間が「世の中を良くしたい」という思い一念で、徒手空拳、政治の世界に飛び込んできた仲間。
今回の内閣、党役員人事にも、そのような民主党らしい配置が随所に見られます。このような民主党らしさを、菅総理は「奇兵隊内閣」と呼んで表したかったのではないでしょうか。
総理になってからも、つい私たちでもいつものように「菅さん」と呼んでしまいそうな庶民派の菅総理。彼らしい命名です。

