菅新総理所信表明演説が、今日、衆参の本会議で行われました。
私は、素晴らしい演説だと思いました。
約40分に及ぶ演説。そこに散りばめられた言葉は、この演説のために作られたものではなく、いつも菅氏の口から聞いていたもの。
議論好きの菅氏です、特にこの5ヶ月間は財務省において菅氏と多くの議論をしました。今日、所信表明演説の中で菅氏が語ったことは、その多くを、私はそのような議論の中から聞いていました。
今日菅氏が語ったことは、常日頃から菅氏が日本のあり方を思う中で、考え続けてきたものの集大成であり、ですから、菅氏らしい非常に率直な内容の演説だったと思います。
「日本の財政が危機的な状況を迎えた今、超党派で財政健全化を考えていこう」 こう菅氏は今日、呼びかけました。これも、これまで菅氏がずっと温め、そして機会を見ながら発信し始めてきていたもの。「団塊の世代として、自分は日本に対する責任を感じているんだ」 そう菅氏はよく言います。その思いからの、今日の超党派での呼びかけだったと思います
この所信にこめられた思いを、私も政府の一員として、全力で支えていきたいと思います。

