今日の地元での参議院選応援の際のひとこま。ちょっと嬉しい出来事がありました。
選挙カーで、候補者とともに農村地域の集落を走っていると、地区の公民館の前で、「こっちに入れ」と盛んに手を振ってくれている初老の男性がいらっしゃる。
何かなと思って車を乗り入れると、「ちょうど地区の老人会を開いていたところでみんないるから、挨拶していきないさい」とのこと。
これを読んでいただいている皆さんには何気ないひとこまに見えるかもしれませんが、このようなことは、私は初めてでした。
これまで野党として活動してきて、地区の集会などに参加させてもらうときには、事前にその地区の支援者の方と相談して、その方が地区の皆さんの事前承諾をとるなりして、やっとその集会に参加させてもらえる、というのが通常でした。
今回のように、事前の情報交換も何もなしに、しかも選挙活動中に、パッとその場に行って、挨拶をさせてもらえるということはあり得ませんでした。おそらく、かつて与党であった自民党においてはあったことかもしれません。しかし私たちにはその逆で、なかったことです。
これも政治の変化のひとつかな、と思いつつ。ちょっと嬉しい勇気をいただいた出来事でした。