予算委員会は今日、マニフェスト・財源についての集中審議。委員会審議は着々と進んでいます。
さて、いずれかの時期において、衆議院予算委員会は結論を出さなければなりません。その時の風景はどうなっているでしょうか?
通常、与党は「そろそろ採決を」と言い、野党は「まだまだ審議を」ということで攻防になります。しかし、今年の場合は、ちょっと風景が異なります。
すなわち、おそらくいずれかのタイミングで、与党側は「そろそろ採決を」と言うのでしょう。それに対して、野党の方は「まだまだ審議を」と言われるのでしょう。その際に、与党の方からは「分かりました、審議しましょう。ではどのような予算案であれば、合意に向けた協議ができるのですか」と言うことになります。その時、野党の皆さんはどのように応えるのか。
衆議院での出口(=採決)のときの風景が、その後の参議院での予算案審議、予算関連法案審議の成り行きに大きな影響を与えると思います。
与野党の双方の主張の中で、出口(=採決)がどうなるのか。あと数週間で政局の方向性が見えてくるのではないかと思います。