地震被害への対応の中で、金融の問題も大きな課題です。
明日、地震後初の東京市場のオープンとなるのですが、円滑な取引が行われるよう、最大限の注意をはらって臨まなければなりません。今日も、この点での打ち合わせが続きました。
このような事態において、金融市場において重要なことは、円滑な取引を確保することであり、そのためには「流動性」を十分確保することが鍵です。
政府・日銀ともにこの点は十分に心がけています。歴史的大災害の中でも市場が適切に取引を展開できることを内外に示すことは、日本経済の「インフラ」が、「強靭」なものであることを示すことにつながり、ひいては日本経済全体の信用につながります。
明日に向けて、全力での準備が続きます。