今日、来年度予算案は、参議院では否決されたものの、衆議院での議決が優越するという憲法の規定にもとづいて、成立。ひとやま越えました。
さらに衆議院財務金融委員会で、予算関連法案のひとつである、税制改正法案についても、3カ月間現行の取り扱いを暫定的に続けるという内容のいわゆる「つなぎ法案」が自民党・公明党の共同提案ということで提出され審議されました。
税制改正についてのつなぎ法案については、私たちは与党として、3月末の租税特別措置の期限切れで国民生活に無用の混乱をきたしてはいけないという考えに立ち、かねてより検討し、準備していたところでありました。
与野党協議の末、このつなぎ法案については、自民党・公明党の共同提案ということになったのですが、上記のような経緯からして、私たちももちろん賛成して、税制改正のつなぎ法案は今日、衆議院で可決されました。これもひとやま越えました。
次なる課題は子ども手当法案。子ども手当のつなぎ法案について、与野党のギリギリの折衝が続いています。
さらにその先には特例公債法案という課題が残っています。震災復旧・復興の特別立法や補正予算案という課題も含め、与野党の合意形成が、より一層必要となってきます。


