23年度補正予算案作成の仕事は「これからです」ということを昨日書きました。
まさに、今日、党の補正予算検討チーム会合を招集し、政策調査会内の農林水産、国土交通、経済産業・・・といった各部門の座長さんたちに対して、補正予算案の中で検討されるべき具体的項目の洗い出しを早急にお願いしました。昨日書いたように、大急ぎの作業となります。
一方、今日の国会では、参議院本会議で、一票差!で子ども手当の「つなぎ法案」が可決され、3月31日のギリギリで、予算関連法案の大ヤマを越えました。残る大きな予算関連法案は23年度中の予算の約4割をまかなうための赤字国債の発行の根拠となる「特例公債法案」です。
これは、実は23年度の補正予算案と密接に関連します。なぜなら、補正予算というのはあくまでも本予算をベースとして成り立っているもので、特例公債法案への賛否(すなわちこれは23年度予算への賛否そのものです)は、補正予算案への賛否と直結します。
例えば、仮に特例公債法案への賛同が得られず、財源不足のためにいずれかの時点で本予算を普通に支出することができないという事態になった場合に、補正予算だけは粛々と支出を続けることができるか、という問題があるということです。
そのような意味でも、補正予算案に向けた与野党協議は大変重要。党での議論と並行して与野党協議を行っていかなければなりません。昨日から今日にかけて、岡田幹事長、玄葉国家戦略大臣・政策調査会長、野田財務大臣、安住国会対策委員長ともこの点はしっかり確認させてもらいました。みんなよく理解しています。さて、いよいよです。



