社会保障と税の抜本改革について、党の会議においては、、消費税の引き上げについて慎重な意見が多く出されています。
消費税を引き上げた場合に経済にマイナスの影響が出ることを十分勘案するべき、消費税を引き上げても景気が下振れたら税収は結果として上がらないのではないか、デフレ下の現状においてさらに需要を冷やす消費税引き上げは不適当・・・・政策面ではこのような意見が続きます。
さらに政局面では、「現在のように総理の退陣時期が問題となっている際に、このような重大な課題を決定してよいのか、政局が落ち着いてから決めるべきではないか」といった、意見も出ています。
今日から、政府与党の会議として、菅総理、岡田幹事長らも交えて「成案決定会合」が始まりました。いよいよ政府与党での議論が進みます。
今日の会合では、私から、上記のような党の議論で出された意見を述べさせてもらいました。
さて、最終的には、党の動きと政府の意欲の間で結論の出るこの問題。あと一週間半の緊迫した日々となります。