昨日の、政府・与党社会保障改革検討本部での、社会保障と税一体改革成案のとりまとめを受けて、今日、その結果を、党調査会を開催して報告しました。
今回の成案については、これまで党として議論してきた結果を反映するよう最大限の努力をしましたので、今日の調査会でも、ただちに了承されました。これをもって、この成案を、与野党協議の俎上にのせていくことができます。
野党側からは、「閣議決定していないので、それは成案とは言えず、与野党協議はできない」という声もあるようです。私はこれは理由にならないと思います。
今回まとめた成案は、これまで野党側が「民主党としての考えを示すべし」と主張してきた、まさに民主党全体がまとまった案です。この点は、今日の調査会の結果をもってしても明らかです。
また、そもそも閣議決定しなかったのは、これから与野党協議を経て最終的な法案となっていくものであることから、与野党協議を経て最終案になったところで閣議決定するべきであって、その前の閣議決定は必要ないと,党の役員会にて事前に判断したためです。
「社会保障と税」という重い課題は、与野党を超えて全国民が納得・安心できるものを作っていかなければなりません。そのために、野党側にも、是非、協議に出てきてほしいと思います。