国家戦略担当の政務官としては、国家戦略室が抱える課題の整理と、その工程表作りから始めています。
私の方から指示をして、事務の皆さんに、現在の国家戦略室が抱える課題を今日までに整理してもらいました。
まず第一に、野田総理の所信表明演説でも言われた、国家戦略を議論するための主導的な会議体の設立。野田総理の意向を十分踏まえて、早期に対応していかなければなりません。
これを皮切りに、来年度予算編成の方針作り、社会保障と税の一体改革、日本再生戦略(新経済成長戦略)、エネルギー環境戦略、経済連携(TPP)と、いずれも重たい課題が目の前に並んでいることがよく分かります。
来週早々には、これらの工程表を古川国家戦略大臣とも共有しながら、ひとつひとつの政策課題をタイミングよく乗り越えていきたいと思います。
ただ難しいのは、これらひとつひとつについて、与党と十分意見のすり合わせをするのはもとより、野党とも十分な協議を行っていく、その仕組み作り。この点については、しばらくの間、手探りで進む状況が続きそうです。