今日、与野党幹事長会談が行われました。
その中で、社会保障と税一体改革について、与野党で協議を行っていきたい旨、わが党側から提案しましたが、野党側からは軒並み「協議拒否」の声。
「密室談合のようなことをすべきではなく、国会で議論するべき」・・・・・・こういう声がありますが、これまでも常に国会での協議においては、それと並行して場外での議論を行っていくことで、国会での議論のとりまとめにつなげていくということを普通に行ってきています。国会での議論と並行して協議をすることを、「できない」とする理由はありません。
「年金制度をはじめ、民主党の社会保障改革案がはっきりしないから協議できない」・・・・・・こういう声もあります。しかし、与党・政府としては、昨年6月の「社会保障・税一体改革成案」から、今回これを具体化した「社会保障・税一体改革素案」をまとめました。具体的な社会保障制度強化策を、金額、財源も盛り込んだうえでまとめています。議論のベースとならないものではありません。
衆議院も、参議院も、「議」を行うところ。話し合わない理由はありません。