今日、政府の公文書管理委員会が、岡田副総理も参加のもと開催されました。私も担当政務官として出席。
有識者委員の皆さんに、公文書管理の在り方について審議、提言頂いているのですが、今日は先般来問題となっている、大震災発生直後からの震災関係の重要会議の議事録が残っていないものもあったことについて、その事実関係、原因などについて委員の皆さんにヒアリング調査をしてもらった結果を報告してもらい、議論しました。
未曾有の大災害の発生した中で、想像を絶するような忙しさで各種の会議を開催していったことは事実であり、そのために正式な議事録を残すところまで至らなかったものもあったことも、理解できないではないという、委員の皆さんからの声もありました。
しかし、正しい行政を確保し、それを後代まで引き継いでいくためには、行政の意思決定の経緯を「見える化」して残しておくということは大変重要なことです。
今までの政府においては、このような意味での公文書管理という意識が十分ではなかった面は否定できないのではないかと思います。
これを契機に「公文書管理」の意義を再確認していきたいと思います。