今日の国家戦略会議は、人材育成の強化策が主たる議題でした。
先の東京大学の秋入学の話にもあるような、グローバルに活躍できる人材をどう育成していくかと同じような観点で、現在の教育制度の抜本見直しが必要ではないかという議論が民間議員の皆さんから展開されました。
六三三という学制の見直しをはじめとして、特に大学の統廃合を含めた大学のあり方の抜本的な見直しは熱のこもった議論となりました。
確かに少子高齢化の中で、子供の数は減っていく一方で、大学の数は増え続けています。もちろん数だけに焦点を当てた議論は早計だと思います。
しかしながら、国民全体での認識として、日本の大学が世界に伍するものとして伸びて行っているという風に思えるかというと、そうではないのではないかと思います。
日本再生のためには、人材の強化、そしてそのためには教育の再生は不可欠です。さらに議論を深めていきたいと思います。