今年の第2四半期(4月~6月期)の実質国内総生産の速報値(QE)が、今日発表されました。結果は、前期比0.3%増=年率換算1.4%増。
4四半期連続のプラス成長となりました。復興需要や個人消費の底堅さを背景としていますが、民間経済機関による予測を下回ったことは事実であり、リスク要因としての海外経済の混乱の影響がより明らかになってきています。
政府としての基本姿勢は、ひとつにはデフレからの脱却をしっかり果たしていくこと。さらには経済の下振れリスクにしっかり対応すること。今日の発表計数は、政府としてもガードを高くしていく必要性のあることを物語っています。
財政・金融、その他の面でのあらゆる政策手段を常に視野に入れながら、要対応です。