国際社会の状況が不安定な今日、韓国李明博大統領の竹島上陸あるいはそれに続く天皇陛下についての発言など、日本としては容認し得ない極めて遺憾な言動が続いています。我が国の領土を守るため、国として毅然とした態度を示していかなければなりません。
尖閣諸島魚釣島における香港活動家などの上陸も、国家として受け入れられない行為です。これにも厳に対処しなければなりません。
国際社会は、「自然状態」と分析されることがあります。すなわち国際社会を強力に統合する「世界政府」のようなものが存在しない中で、基本的に各国と各国との間は、生き残りをかけた激しい競い合いの状態だということを分析して述べた言葉です。
国際社会に対しては現実的な観点からの理解と対処を基本に据えるべきだと思います。各国と各国の競い合いという冷徹な現実をしっかり受け止めて、こちらとしても冷徹に対応すべきだと思います。