二人の大臣が同日に辞任するというのは極めて異例の事態です。
その二大臣は、今日の午前10時に認証式を行い、就任しました。
ところが、政府は午後1時からの衆議院本会議を、何もなかったように開催しようとしました。二人もの大臣がほんの二、三時間前に就任したばかり。本会議でもし質問を受けた場合にきちんと答弁できるとは思えません。普通に考えれば、この大臣がきちんと答弁ができるような態勢を整えた上で本会議に臨むべきだと思います。
それに対して、政府与党はこの大臣に対して、何事もなかったように本会議を行おうとした。これは、大臣という職責の重さをどう考えているのか。極めて軽く考えているのではないかと思わざるを得ません。
与野党協議の結果、態勢を整えた上で後日本会議を立て直すこととしましたが、本来であればもともとそうあるべきであったと思います。