今国会の重要広範議案である、労働者派遣法改正案については、今月28日に衆議院本会議で審議入りの方向です。一方会期末は11月末。審議入り後残された時間は一か月強。
労働者派遣法改正案は、前回も国会に提出され、法案の条文間違いなどがあって廃案となりました。もちろんその内容については、いたずらに雇用の不安定な派遣のあり方を助長しかねない内容であり、私たちとしては極めて強い懸念を抱いています。
したがって、法案の内容について十分な時間をかけて議論をする必要があるのは明らかなのですが、このタイトな国会日程の中で、与党側が十分な審議時間をとらず強行な審議を推し進めてくるのではないかと危惧しています。
そうならないように、私たちとしては世論に訴えることも含めて頑張っていきたいと思います。これから今国会の大きなヤマを迎えます。