先週土曜日に、佐賀県有田町にて、鳥インフルエンザの疑似患畜が発見され、それはその後患畜と確認されました。
佐賀県、有田町においてはその後素早く、殺処分、埋設を含む防疫措置をとってきており、今でも懸命の作業が続いています。
有田町の役場付近に設けられた対策本部でも、職員の皆さんが連日、夜通しで詰めている状態。作業にあたっておられる職員の皆さんや、出動要請を受けた自衛隊の皆さんの必死の取り組みに本当に頭が下がる思いです。
私もこれまで長く衆議院農林水産委員会に所属してきましたし、特にこの2年間は同委員会筆頭理事として活動してきましたので、鳥インフルエンザの発生とその対処については経験を重ねてきているつもりです。
その立場から、今回も直接農水省、防衛省の幹部の皆さんとコンタクトをとって、万全の対策を要請しました。もちろん陣頭指揮に当たっている山口知事、あるいは山口町長とも情報交換を行ってきました。
今はとにかく初期防疫措置を徹底的に行って拡散を防ぐこと。これが大事です。
そして仮にそれがうまくいった後には、長い目で見て、移動制限、搬出制限などの措置も含めて影響を被る農家経営の対応、あるいはより広く風評対策も含めたところが必要になります。また街全体の諸活動にも影響を与えますので、それへの対応も頭に入れておく必要があります。
こういった様々な要素を考えながら、しかも今なさなければならないことに全力を尽くすという、困難な日々が続きます。
これまでの私なりの経験と人脈をいかして、しっかり支援していきたいと思います。