あと少しすれば今年も12月。次の国会を与党側は1月4日からスタートさせると言っているので、それ前提とすると、どんな12月になるのか。
これからの短い間に、他の野党と統一会派を組むのかどうか、そんなことをまず整理しなけれがなりません。それがベースにあってはじめて、次期国会に向けて我が党としての各委員会の理事の数、委員の数が決まってきます。その上で、誰を理事に任命するのか、委員に任命するのかを決めていかなければなりません。
そのような役割が決まった上で、そのメンバーで担当の部門ごとに、今後出てくるであろう、補正予算案や本予算案の分析をしなければなりません。
特に1月4日から始まる国会の冒頭で補正予算案が議論されることを想定すると、補正予算案への賛否を含めた詳細な分析を、年内にほぼ終わらせておかなければなりません。
これだけのことを順を追ってやっていかなければならないのに、もし統一会派を組むかどうかすら決めるのに時間がかかったらどうなるか。さらに極めて厳しい日程繰りになるのは明らかです。
これが国会の現実。この日程感から逆算しながら、何が現実的な取り組みかを考えなければなりません。