IR法案、いわゆるカジノ法案について、衆議院内閣委員会で、安倍総理出席のもと審議が行われました。
安倍総理は、このカジノ法案について、地域振興の原動力となる、と言ってきていますが、私には大いに疑問です。
カジノにおいては、基本的に賭けに負けた人のお金が勝った人に移るだけのこと。付加価値が生み出されるわけではありません。
また、現在の法案では、全国で3箇所において、カジノを含むIR施設を整備するとされていますが、本当に地方部にそれが整備されることになるのか。結局は人が集まりやすい大都市部中心になってしまうのではないか。ほぼそうなりそうなことが目に見えています。
美しい宣伝文句を重ねながら、その実態は全く異なる。それこそギャンブルの誘い文句のようなことが今国会内で答弁の中で語られていることに強い懸念をおぼえます。