高市新衆議院議員運営委員長が、国会改革のに関する自らの試案を公表した、との報道があり驚きました。
その内容は、私はまだ見ていませんが、少なくともこれから国会が始まろうとしている時に、新しく議員運営委員長として、与野党の議論の「行司役」とならなければならない立場の高市氏が、いきなり自分の考えを表明するというのは一体何なんだろう。
国会改革案については、与野党の中立的な議論の中から出てきた議論の成果としてまとまっていくべきもの。議員運営委員長はその議論を公正公平な立場から見守っていくのがスジです。こんな早い段階で委員長が突出するというのは極めて異例。
これから始まる国会が、この委員長のもとで公平公正な形で進むのか、先が思いやられます。