今日一日、佐賀県内の豪雨災害地域をまわってきました。
油流出で排水がなかなか進まない大町町を除けば、雨の止んだ今日、武雄市をはじめ多くの地域で浸水した家屋などの片付けなどが行われていました。
現地を視察していて、たまたま大分からボランティアとして来られた尾畠春夫さんと会いました。
尾畠さんが言っていたのは、ボランティアの窓口を急ぎ作って下さい、ということ。確かに、片付けにはボランティアの方々の助けが頼りです。多くのボランティアの皆さんに来て頂きたいと思いますし、そのための受け皿も整備していかなければなりません。
また、大町町の油流出に伴う排水の遅れは深刻です。病院周辺が広範にまだ浸水したまま。近づくと、ツンと鼻をつく臭いが立ち込めています。
まずは早急な油の除去と排水に全力を尽くさなければなりません。六角川の先には、これから海苔のシーズンを迎える有明海があります。長期化させず速やかに、しかし徹底的に油を除去するという難しい作業を完遂しなければなりません。